ZED-F9Pを用いた安価なRTK基準局の作製 その1
昨今流行りの自動操舵システム。私はAgLeaderを2018年の秋から使用しているのだが、ディーラーの用意したNtripCasterが不安定な時があり、農作業を中断せざるをえない時があった。
ディーラーに言っても海外で管理しているサーバーであり復旧までどのくらいかかるかなど全くワカラナイ。
これじゃイカン、ということで自前で基準局・配信を行おうと思った次第。
下地として「トランジスタ技術 2018年1月号」を2018年9月に購入にいたり、M8P、M8Tを用いたRTK測位を行っていたことがある。
(畑の作付け面積を測るのに巻尺を持ち歩くのが嫌になっていた)
当初はM8Pを用いて実験をしていたのだが、いかんせん1周波の基準局では収束に時間がかかる。FIXが得られても木立の影に入ると復活するための再FIXまで相応に待たされ実用には至らなかった。
そんな中、2周波対応のZED-F9Pを入手したのが2019年6月中旬。
試行錯誤した上で実用になるものが出来上がったのが2019年9月。
ここにまとめる。