7:00より、大豆畑の野良イモ取り。
9:14に上がり、セミナーへ。
カリ過多圃場は甜菜の糖分が下がる、と。
腐植が多いと夏場に窒素量が上がり、麦が倒伏するなど。
麦の銅欠は穂が入らずいつまでも上がらない(青いまま)、と実例を交えてわかりやすいセミナーだった。
午後は腰の悪いチチが甜菜畑の追肥。ダブリンを13kg/10a施肥したようだ。
ワシ、ヨメ、ハハで大豆畑の野良イモとり。いい加減に腰が痛い。
19:00より、農事組合内で離農する畑の小作者選定。
結局ワシは手を挙げられなかった。自宅から近い圃場にこだわるとイカンね。
近い将来に来るべき次回に向けてポイントを抑えておく。
・そもそも5町一角が基本。過去に元々1枚の圃場を2つに分けて耕作している場合は隣の耕作者が優先っぽい。
・離農者本人の希望が優先だが地区外への要望は地域内で却下とすることもできる。
・希望者が複数の場合は協議となるが、農業委員さんの意見は重要視される。
今回は離農する本人が小作していた圃場の小作者も選定となった。
あくまで今回の場合の決め方だが、
・離農者本人の畑から
・本人の希望
・地域外になってしまう畑を了承。(圃場が地域外に希望した住宅のすぐ側で交換耕作している場合など)
・地域内でもっともだとなる理由により、本人の希望と希望された小作者(まぁ断る理由はないのだろうが)で同意があれば地域内として異議がなければ了承となる。
(75間づつ分かれていた畑を1つにする、その畑を通らなければ希望された小作者の畑に行けない、など)
・本人がもっとだと言う理由なくして地域外に希望している圃場。(おそらくは本人が希望者を選定するにあたり地域内の耕作者を選定できかねる?)
これが地域内の耕作者で小作者を決めることとなった。5町角ひとつ、2町4反くらい?で2つ。
とりあえずは小作希望者が挙手。
次に、離農者が小作していた畑。
圃場の持ち主(90才?)の代理人より、希望を発表。2つの圃場があったのだが、
・もともと一つの畑であり過去の経緯から隣接する耕作者に小作してもらいたい。
・離農者もこの隣接する耕作者を希望しており、偏ってしまうがどうか?で、地域内での協議となったが実際のところ理由が妥当なので反対する理由が無いので了承。
と、いうことになりここを考えていたワシは挙手するタイミングを失ってしまった。
小作者の選定方法はいろいろで、今回も農業委員さんはだいぶご苦労されたようだ。
例えば、一つの圃場に手を上げたら他の圃場には権利なし(この場合決める順番も決めないとイケない)とか。
今回は一つの圃場が地域外となってしまった。これが多くなると集団で活動しているコンバイン組合などの維持が大変になる。
「農地の集積」を進めるのであれば地域内だけの協議ではなく、小作地の交換耕作など地域外との協議も合わせて必要な気がするね。
特に離農者本人が地域外を希望するとなると希望された人がこちらに耕作地がある場合は交換しての耕作がより効率的な農業ができると思う。